春のハイキング2017 of 大阪達徳会



京阪神で頑張っている豊岡高校卒業生たちの集い

2017年 春のハイキング

幻の大仏鉄道を歩く(約11km)

JR加茂駅~観音寺橋台~大仏鉄道記念公園〜近鉄奈良駅


日時 2017年6月17日(土) 10時
集合 JR加茂駅

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■わずか9年で終止符を打った大仏鉄道
 今春の大阪達徳会のハイキングは幻の大仏鉄道遺構めぐりです。「幻の」とあるように、地元の皆さんにもあまり知られていない鉄道でわずか9年の“幻”でした。今から100年前当時の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」の、加茂と奈良を結ぶわずか9.9キロの路線でした。明治31年4月の開業駅「大仏駅」は東大寺大仏殿の最寄り駅として大いに賑わいました。翌年5月大仏駅から奈良駅まで延長。観光拠点は大仏駅から奈良駅へとなりました。
 明治49年8月、加茂駅から木津駅を経て(関西本線)奈良駅(奈良線)へと至る路線が開通して急坂の難所を抱える大仏鉄道は休止となり、同11月に廃線。わずか9年の歴史に終止符を打ちました。営業期間も短く、当時の資料も乏しいことから「幻の大仏鉄道」と呼ばれています。

■目立つレンガ造りの遺構
 出発地点のJR加茂駅には開業当時に建てられた赤レンガ造り、切り妻屋根のランプ小屋があり、すぐに貴婦人の愛称のSLC57型が展示されています。
しばらくして観音寺橋台(かんおんじきょうだい)で記念写真を撮りました(背後には関西本線が見えます)。観音寺小橋台、鹿背山不動へ寄り道した後、(かせやまきょうだい)と、がっちりとした石積みの陸橋の遺構があり、続いてアーチ型のレンガの梶ケ谷隧道をくぐると同じくレンガ造りの赤橋がありました。小さいレンガと大きなレンガを交互に積む方式はイギリス式だそうです。辺りはゴルフ場の開発等で一部当時の路肩は残っているものの新しい道路が開通して市街化していました。市街化の一角に公園がありそこで全員昼食です。強い日差しがあったものの風は涼しく心地よいお昼時でした。

■無事全員完ウオークできました
 昼食後、出発。間もなく駅舎のあったらしい処から井関川橋橋梁跡(詳細不明)を通り、松谷川隧道と鹿川隧道(立ち寄らず)を通過して大仏鉄道のレールをイメージした歩道を南下。木津南配水地の大仏鉄道説明板を右手に見ながら黒髪山トンネル跡は道路拡張工事で取り壊されて陸橋になり、その下を通過したところで全員午後のコーヒーブレイクです。
 交通量の多い奈良市内を歩いて、ほぼ目的地の大仏鉄道記念公園に到着。全員で記念写真を撮影しました。この記念公園は平成4年に造られたものです。間もなく佐保川橋脚跡が見えるはずでしたが、夏草でその橋脚基底部は見ることができませんでした。
 おしまいは、近鉄奈良駅にある食堂で全員乾杯して解散しました。<写真と文/上村惟允さん(高12期)>